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仁徳天皇陵古墳世界遺産に登録へ!写真のように見れる場所はどこから?

2019年5月14日、ユネスコの諮問機関であるイコノスが、大阪府の仁徳天皇陵を含む「百舌鳥・古市古墳群」世界文化遺産の登録するように勧告したことが明らかとなり、6月から7月に行われる、ユネスコ世界遺産委員会で正式に決まる見通しとなりました。

登録されれば、令和で最初の世界遺産で、日本の世界遺産の23件目となります。

この時事では、仁徳天皇陵を写真のように見るにはどこから見ればいいのか、仁徳天皇陵には誰が眠っているのかを調べてみました。

仁徳天皇陵とは?

大阪府堺市にある大仙古墳(仁徳天皇陵古墳)世界3大墳墓の一つと言われています。仁徳天皇陵古墳の他はエジプトのクフ王のピラミッドと、中国の秦の始皇帝陵です。仁徳天皇陵の大きさは甲子園球場12個分に相当し、全長486mの前方後円墳です。

堺市には地図に載っていない野良古墳と言われる小さめな古墳が数多く存在し、古墳マニアにとってはたまらない地域です。

仁徳天皇陵の大きさは、古墳最大長840mで、墳丘基底部の面積は103410㎡。

後円部も前方部もは3段筑成となっていて、大きさは直径249メートル、高さは35.8メートルです。前方部の大きさは幅307メートル、長さ237メートル、高さ33.9メートルです。

被葬者の正体は明らかとなっていませんが、第16代仁徳天皇の百舌鳥耳原中陵(もずのみみはらのなかのみささぎ)のお墓だと言われています。

 

仁徳天皇陵の場所は?

最寄りの駅は、JR百舌鳥駅。

車でのアクセスの場合、大仙公園仁徳御陵駐車場(乗用車105台まで収容可能)があります。駐車料金は2時間迄200円。2時間以降は1時間毎に100円追加、5時間以上は600円。

写真でみるような構図が見たいですが、大きすぎて近くからは無理です。JR百舌鳥駅南側の陸橋の上、永山古墳南側の陸橋の上、堺市役所高層館21階展望ロビーが今のところのビュースポットになっています。世界遺産になって観光客の事を考えると、タワーなどの一望できる場所が必要だと思います。「残念な感じ」なんて言われないようにして欲しいですね。

仁徳天皇陵に眠っているのは誰?

仁徳天皇陵古墳は本格的な調査がされていないので、仁徳天皇が眠っていると言い切れず「大仙古墳」という言い方が推奨されつつあったと思ったのですが…。

天皇のお墓ということで、宮内庁の管轄となっているのですが、「静安と尊厳を保持するため」として陵墓の立ち入りを原則を認めていません。なので、眠っているのは仁徳天皇ではないのではないか?と考古学者からも疑問視する声はあるようです。

2018年10月に古墳保存のための基礎調査として、宮内庁と堺市で共同調査を行いましたが、外部機関を受け入れるのは初めてのことだったようです。世界遺産を機会にに少しづつ色々な調査が進むことを期待します。

まとめ

仁徳天皇陵古墳が世界遺産に登録がほぼ確定。

古墳が大きいので近くでは写真のように見ることができないので、市役所の展望ロビーがビューポイント。

今後の調査に期待したいですね。