日本時間の2019年4月10日夜にいきなりのニュースでした。
国立天文台を含む世界16の国と地域の研究機関が共同で記者会見を開き、ブラックホールの「穴」の撮影に成功したことを発表しました。
「ブラックホールって撮影できてなかったんだー」と宇宙のことについてはチンプンカンプンですが、凄いことうを成し遂げた国際チームの日本代表を務めたのが本間希樹(ほんま まれき)教授です。
どんな人なのか、経歴や職歴について調べてみました。
経歴
すごい今更ながら本間希樹先生の勤務先が岩手県と知ってびっくりしてます(苦笑)
#子ども科学電話相談 の自己紹介にちゃんと書いてあるのにまったく気がつかずに首都圏にあると思い込んでましたすみません pic.twitter.com/0tMpEXaXVI— 緋野 (@018_storsrs) April 12, 2019
2019年4月現在で47歳ですね。
職歴
1999年国立天文台の研究員として職歴をスタートさせています。
助手や准教授を経て、2009年からはドイツのマックスプランク電波天文研究所の客員研究員になります。
2015年からは国立天文台の教授となります。
現在は、国立天文台水沢VLBI観測所教授となっています。
国立天文台水沢VLBI観測所には単身赴任。
自宅は神奈川県で、結婚されていてお子さんもいるようです。
専門は、超高分解能電波観測による銀河系天文学。
特に銀河系の構造研究と、巨大ブラックホールの研究しています。
巨大ブラックホールを事象の地平線スケールまで分解する、EHT(Event Horizon Telescope)プロジェクトに日本側責任者(日本からはおよそ20人が参加)として参加。
ブラックホールの存在の確認に挑んでいたようです。
「科学者たちが100年かけて解いてきたジグソーパズルの最後の一ピースがはまった日です。」と本間希樹教授。#ブラックホール#BLTI#一般相対性理論#乙女座#generalrelativity pic.twitter.com/GMjLB1FZ2a
— シケイン (@G_chicane) April 10, 2019
4月10日 22時 国立天文台水沢VLBI観測所 本間希樹 所長によるEHT報告 世界同時会見。
1年前からまだかなと待ち続けてきた。今年に入って間もなくですと本間所長。
銀河の回転速度から全質量を求め、中心部のBHのサイズを求め、
観測波長とVLBI望遠鏡サイズ決め、
VLBI技術を改良した結果の1枚です。 pic.twitter.com/vRNQjGIzFw— 来夢来人 (@266ta_bow) April 10, 2019
Twitterに書かれていることが理解できませんよねー。
どういうことかと言うと、ブラックホールは光が吸い込まれてしまうほどの重力なので、観測が難しいとされていたようなんです。時間と空間を歪めちゃうくらいですから。
ブラックホールの周辺には、ガスやチリが出す微量な電波があるんですが、それを世界中の望遠鏡をつなげて使うことで、人間の視力の300万倍の高解像度で微妙な電波の観測に成功したいうことなんです。
本間教授が取り組んでいたのは、観測したデータから、さらに正確なブラックホールの画像に迫る方法の開発です。
なのでサイズを求めたり、望遠鏡のサイズを決めたとい文章になっているんですね。
情熱大陸で本間希樹が放送されます
『情熱大陸』4/14(日) 天文学者/本間希樹 人類初ブラックホールを撮影!! 歴史的快挙の舞台裏2年超密着!!【TBS】 https://t.co/wFArWX1ktd pic.twitter.com/XVt2OlEMdQ
— 最新のテレビ番組CM動画 (@youtube_tvcm) April 12, 2019
長期密着ですね。
楽しみです!
まとめ
今後はブラックホールから噴出する『ジェット』の構造を明らかにしたいと言う本間教授今後の活躍も期待したいですね。